Shuyukan alumni association
平成30年卒業の瀬戸勇次郎さん(21)が、
東京パラリンピック視覚障害者柔道男子66キロ級で
銅メダルを獲得しました。おめでとうございます。
初出場のパラリンピック、
敗者復活戦から勝ち上がった3位決定戦では、
試合開始直後に技ありを奪われますが、
すぐさま技ありを決め追いつくと
最後は内股すかしで一本勝ち!
見事な逆転勝利で銅メダルに輝きました。
瀬戸さんは、先天性の色覚異常による弱視で、
視力は矯正しても0.1未満です。
4歳で柔道をはじめると
弱視というハンディキャップを乗り越え
健常者と一緒に練習に励みました。
高校時代は、金鷲旗にも出場しています。
その後、視覚障害者柔道に転向すると
持ち味のバネのある動きと背負い投げを武器に
一気に日本代表に駆け上がりました。
現在、福岡教育大学の4年生、
銅メダルを取ったばかりですが、
早くも3年後のパリ大会での金メダルを見据えています。
文責:平成5年卒常任幹事 能見信二(RKB毎日放送スポーツ部デスク)