Shuyukan alumni association
令和7年2月13日(木)
修猷館同窓会事務局
11月以来の役員会となります。今回の『菁莪』にも紹介されていましたが、北九州市に小中一貫校「志明館」が開校しました。自然体験や文化体験の機会を増やすなど、特徴のあるカリキュラムで真の人間力を培い、誇りと志ある日本人の育成を目指しています。また世界を動かす人材を育むためには、公立高校においても一貫教育が必要だと考えています。修猷館の中高一貫化が実現するよう動いていきたいと思います。
2. 報告事項
(1) 学校から
①アジア研修参加生徒報告(2名): 2年男子、1年男子
・故宮博物院を訪問、さまざまな書物に触れて刺激的だった。台湾総統府を訪問、日本統治時代から使用している建物であり、日本人による建物を使い続ける思想性と建物自体の耐久性に感銘を受けた。歴史の授業と結びつけながら観光ができた。
・台湾大学の学生とのフィールドワークでは、町中を巡り日台の文化の違いを実感できた。
台湾の大学生と交流するにあたり、台湾の学生は言語学習が進んでいることを感じた。さまざまな言語を使い分けることが、これからの時代には必要と実感した。ディスカッションでは教育というテーマで議論した。有意義な研修であった。同窓会の支援に感謝します。
⇒津田会長、谷川副会長から激励のコメント
② 吹奏楽部定期演奏会案内(2名)
・2年 部長:昨年9月、岡山市で開催された「西日本バンドフェスティバル」に出場。遠征費用の不足を補うためクラウドファンディングを実施した。卒業生を中心とした支援で目標額が集まり無事参加できた。本当にありがとうございました。
・2年 定期演奏会実行委員長:3月27日(木)17時30分~20時30分 アクロス福岡にて「吹奏楽部定期演奏会」を開催する。定期演奏会にも同窓会から支援をいただいている。招待券をお持ちした。ぜひお越しください。
③ 学校近況報告ほか(新谷先生)
・3年生は国公立大学二次試験に向けて頑張っている。
・1月31日(金)「予餞会」開催。修猷ならではの「対話形式」での予餞会。
・部活動関係:令和6年度福岡県高等学校体育連盟 学校表彰 総合1位(三連覇)
・3月15日(土)16日(日)第79回修猷大文化祭:ぜひお越しください。
※『雑誌修猷』全員配布 『アメリカ研修報告書』希望者配布
(2)全国大会出場のお祝いについて
・文体総合部 百人一首、少林寺拳法の計3名に実施。
(3)各種委員会から
① 菁莪編集委員会(佐伯委員長)
・無事、菁莪発送完了。ご協力ありがとうございました。 ※『菁莪』全員配布
・菁莪について変更点説明(中本事務局長)
①「会員登録内容台紙」同封の廃止⇒冊子中に連絡事項として掲載。(前回から)
菁莪をきっかけとした所在確認数が減少した。これまで以上に学年の協力不可欠。
②会費納入のお願い⇒終身会費未納会員のみ振込票を同封。(例年通り)
③透明ビニール封筒への変更⇒開封率のアップや軽量化のため(前回から)
④ゆうメールにて2月7日(金)に発送済。(印刷:23,500冊)(発送:21,126通)
⑤今回は、「同窓会名簿のご案内」を掲載し、申込用紙も同封。
⑥寄附のお願いについて説明(津田会長):修猷館教育を継承していくため、これからは卒業生の経済的支援がますます必要になる。修猷協会を窓口に行っていく。
② 名簿管理委員会(松本委員長)
・名簿広告の入稿締め切りは2月末だが、現時点で半分も入稿されていない状況。
全体スケジュールに支障をきたすので、早期の入稿をお願いします。
・役員会終了後、名簿管理委員会を開催。
③ HP運営委員会(峰委員長)
・同窓会HPで利用しているサーバー契約会社から、セキュリティ強化の一つとして海外からのアクセス制限を強化すると通知があった。ただ海外からのアクセス全般を制限するということではなく、海外からの編集作業についての制限強化であり、海外在住卒業生が同窓会HPを閲覧することにほとんど影響はないと考えている。
④ 事務局より
・令和7年度同窓会予算検討のため、次年度に特別な活動を予定している委員会の委員長は、2月中に希望予算などをお知らせください。
・同窓会名簿を利用した迷惑電話について(注意喚起):同窓会関係者を名乗り個人情報を取得しようとする電話が、会員本人、会員実家(名簿登録先)にかかってきている。同窓会名簿は、同窓生への限定販売品であり、転売は禁止している。注意していただきたい。
(4)令和7年度同窓会総会の進捗について:平八会(H8)4名
実行委員長、副実行委員長2名、常任幹事より進捗報告。
・年末年始に開催された学年同窓会へのキャラバンでは大変お世話になった。感謝します。
・現時点でのチケット販売状況は、目標比15%の進捗。常任幹事の皆さんへの預託分を合わせると65%の進捗。総会ホームページでは「eチケット」も販売している。
・新聞広告への協力依頼も開始した。引き続き協力をお願いします。
(5)支部総会報告
近畿 11月16日(土)182名参加 (西高辻副会長が参加)
沖縄 11月16日(土)21名参加 (中本事務局長が参加)
熊本 11月23日(土) 25名参加 (津田会長が参加)
長崎 11月23日(土)33名参加 (上田常任幹事長が参加)
東北 11月30日(土) 24名参加 (上田常任幹事長が参加)
宮崎 1月25日(土)15名参加 (中本事務局長が参加)
鹿児島 2月1日(土) (津田会長が参加)
[予定] 大分 2月15日(土)
・天猷会(H10)村上常任幹事より:令和7年東京修猷会総会の案内 ※案内チラシ配布
(6)その他
・役員会・学年幹事会合同新年会報告
令和7年1月9日(木)19時~ アークホテルロイヤル福岡天神にて開催。
参加者95名。次回(令和8年1月8日)も同ホテルで開催予定(仮予約済)
3. 審議事項
(1)資料館展示リニューアルについて
① 田中委員長から基本方針説明
・ポイントは、これまで3つの展示室すべてが常設展示であったが、第1展示室と第2展示室を常設展示として、第3展示室を特別展示スペースに変更するというリニューアル計画。
・今回は、特に大きな費用がかかる訳ではないが、レイアウト変更(展示ケース移動)を伴う大きな方針変更であると同時に、今後の特別展示を実施するにあたり、同窓会全体および常任幹事の皆さんの協力が必要になってくる。
・役員会でしっかり議論して方向性を決めていきたいとの考えから審議事項とした。
② 井地副校長(資料館委員)から追加説明
・今回の展示リニューアルについては、修猷館高校と大学との高大連携事業として取り組んでいきたい。大学に協力いただくことで、特別展のテーマ選定や効果的な展示方法など、専門的な指導を受けることができる。修猷館の生徒も参加することで教育面でも有意義な事業になると考えている。
⇒継続審議として3月役員会で決議予定
4. その他
・第172回芥川賞受賞 鈴木結生氏(令和2年卒) ※宇能鴻一郎氏(S29)以来2人目
・同窓会入会式 2月28日(金) ※記念品(卒業証書ファイル)
・卒業式 3月1日(土)
・入学式 4月8日(火)※記念品(紅白饅頭、徽章、歌集DVD)
・藩校サミット報告(田中監事)
令和6年11月23日(土)盛岡大会:盛岡藩(作人館)
修猷館関係8名参加:黒田家当主ご夫妻、学校(井地副校長、福崎教諭)、同窓会、藤香会など
次回第22回大会は、令和7年11月に福岡県朝倉市(秋月藩)で開催される。
・東京修猷会会報配布
〇西高辻副会長から
黒田家と福岡のつながりを考えることは大切なことで、黒田家のおかげで今の福岡、そして修猷館がある。そういう視点からも谷川さんが取り組まれている福岡城天守の復元整備への提言は意味あることだと思う。
〇谷川副会長から
福岡城天守の復元については、歴史のシンボルや市民の心の拠り所となることから、復元を望む市民の声が多い。私が関わっている「福岡城天守の復元的整備を考える懇談会」においても専門家・有識者による検討を経て、福岡城天守の「復元的整備」を迅速に進めることが適切であると提言した。文化庁の基準など、その復元には厳しい課題も多いが、地域のシンボルとして福岡城の天守を復元することは大きな意義があると考えている。その実現には何よりも福岡市民による復元への機運が盛り上がることが重要だ。皆さんにもご協力いただきたい。
以上