同窓会議事録

令和4年度 5月学年幹事会議事録

令和4年5月12日

  1. 会長挨拶(津田会長)

 今年は3年ぶりの同窓会総会をやりとげる。

 学校においてはコロナ禍の中、勉強や部活動において良い成績を残していただいている。

 卒業式に参加した。女子生徒の答辞が印象に残ったので紹介したい。

「伝統を学べと言われて1年目は黙って型から覚え、2年目は批判する気持ちで考え、3年目で後輩たちにいかに繋げるかを考え、修猷の伝統を引き継ぐことができた。」

非常に感銘を受け、現役生をよりサポートしていきたいという気持ちになった。

2.館長挨拶(岡本館長)

まず修猷のこの場で、このような会を開催できることが非常に嬉しい。

 私自身、昭和56年卒で、教員として修猷に戻ってきて館長として2年目を迎える。

(管理職紹介)

参事兼事務長 森部氏(筑前高校より4月から)

教頭 井地氏(福岡工業高校より4月から)

副校長 安武氏(修猷館3年目)

(学校近況)

 同窓会の支援に感謝している。世のため人のために貢献する生徒を育て恩返ししたい。

今年は、中止となっていたアメリカ研修を再開したい。アメリカ研修だけでなく、アジア研修(台湾)も実施予定。グラウンドの人工芝に生徒がとても喜んでくれていて授業の始まる前にはゴロゴロ転がっている生徒も多い。ケガも減った。それに伴い部活動の実績も上がっている。女子柔道の姥さん(3年)が全国選抜大会で個人優勝した。帰ってきて全校生徒で彼の群小を歌う機会があった。

部活動の加入率はどれくらいあるか?

⇒兼部も含めて96.7% (兼部含めなくとも89%超)

1年生だけで見ても94%ほど。部活動を通じて先輩や仲間と触れ合う機会がある。

大学入試 東大11名、京大20名、九大120名ほど、今年は浪人生がやや苦戦した。

今年の学校のテーマは『良い加減の修猷生』。とことん良いものを作るというこだわりと

人間だからしょうがないよというおおらかさを兼ね備えたものを目指す。

学校は非常に元気にやっているので、今後も支援をお願いしたい。

3.報告事項  特になし

4.議長選出 (還暦を迎える学年とその次の年の学年幹事より選出)

 議長 昭和56年卒 有岡氏

 副議長 昭和57年卒 田中氏  

5.議事

(1)令和3年度事業報告及び収支決算書(案)

・事業報告(糸山事務局次長)

・収支決算書(案)の説明(中本事務局長)

(2)会計監査報告並びに決算承認の件

・監査報告(田中監事)

⇒決算報告について賛成多数により承認

(3)令和4年度事業計画及び予算(案)審議並びに承認の件

・事業計画説明。(糸山事務局次長)

訪米研修は7/13-20を予定。募集定員14名のところ応募は90名ほど来ている。

・予算(案)の説明(中本事務局長)

⇒賛成多数により承認

(4)役員交代の件

・役員名簿(案)の説明(大賀幹事長)

⇒賛成多数により承認

(議事終了)

・岩本氏(S46) 学年幹事会議事録署名人選任の要望あり。

⇒有岡氏(S56)、田中氏(S57)の2名を選任

6. その他

(1)館歌歌詞について

・岩本氏(S46) 館歌2番歌詞「ゲンカイ」について問題提起。

・杉田氏(S42) 学校、同窓会本部の調査不足を指摘。歌詞変更の経緯を再調査し、同窓会全体での議論の必要性を強く主張。

・津田会長 学校は過去の資料、関係者の聞き取りなど、しっかり調査している。

しかし歌詞変更理由については記録もなく分からなかった。学校はすべての経緯を踏まえて、現状の「玄界」を公式な歌詞とすると決めた。同窓会本部は学校の立場を支持する。変更の経緯は議論することではない。

・岩本氏(S46) 大人数での議論は難しいので、小委員会の立ち上げを提案。

・津田会長 学校は既に答えを出しており、同窓会がこれ以上議論する必要はない。

     学年幹事の皆さんの意向を確認したい。この問題について

     ①同窓会全体で議論すべきか。(挙手なし)

     ②学年幹事会レベルで議論すべきか。(挙手なし)

     ③小委員会を設置して議論すべきか。(12名挙手、67名参加)

     賛同者は少数で小委員会は設置しないが、挙手された方を中心に任意の懇談会という形で意見交換の場を持ちたい。

・山下氏(S51) 我々の学年の考えは学校の立場を尊重するというものだが、問題提起したグループの先輩から暗に賛同を求める電話が自宅にあり。少々やり過ぎ。

【参考】 5月19日に幹事有志で意見交換会を実施(9名参加)。現行の歌詞を正式とする学校方針をサポートすることを出席者9名全員一致で確認した。

(2)新役員紹介(大賀幹事長)

・昨年の改選にて副会長に谷川氏(S47)、事務局長に中本氏(S61)就任。

昨年は書面開催で皆さんに挨拶できなかったので改めて紹介。(それぞれ挨拶)

(3)瀬戸勇次郎くん(H30)の支援について(大賀幹事長)

・昨年の東京パラリンピック柔道で銅メダルを獲得した瀬戸選手(H30)に対して、1月の合同新年会で支援を呼び掛けたところ、支援金が集まり、4月13日に本人にお渡しした。それとは別に昨年10月にも同窓会から記念品をお渡ししている。

(4)同窓会総会について(平成5年卒GO猷会:岩永実行委員長)

・5月28日(土)18時~ ホテルオークラ福岡

3年ぶりのリアル開催。コロナウィルス対策を万全に行った新しいスタイルの同窓会を館友の皆さんと作り上げていきたい。

(5)川村氏(S40)からの修猷協会ほかの事前質問について(大賀幹事長、中本事務局長、田中監事)

・一般財団法人修猷協会は、修猷館高校の教育の内容充実向上を助成し、将来社会に貢献できる人材を育成・輩出することを目的に設立された法人。具体的には生徒の海外研修旅行への助成や生徒の学校活動・教育環境整備に関する助成を実施している。

同窓会と修猷協会は別の団体であり、修猷協会の事業計画書や収支予算書などの詳細を、同窓会の学年幹事会ですべて公開することはできないことをご了解いただきたい。

【質問事項】

①理事.評議員.監事の氏名とその選任に同窓会がどのように関わっているか? [口頭回答]

②昨年度の決算と今年度の予算について  [口頭回答]

③協会所有の土地を西南学院に売却した代金10億円の現在までの使途と残金の今後の運用および使途について  [口頭回答]

④公益目的支出計画の進捗状況について

 ⇒平成25年に、一般財団へ移行した際の公的使用が義務付けられた財産額は約3億円。

令和3年3月末の公益目的財産残高は6,500万円となり、あと3年~4年で終了する見込み。

・川村氏(S40) 同窓会は、修猷協会について同窓生にもっと積極的に情報公開すべき。

・津田会長 情報公開に前向きに取り組むが、公開の範囲や方法については検討する。

      ※一般財団法人修猷協会理事会・評議員会で検討予定。

⑤昨年の同窓会総会の収支について

⇒令和3年度総会(当番学年:平成4年卒朋猷会)は収支プラスで終了したので、同窓会本部からの損失補てんは発生していない。

以上

 

   令和 4年 5月 27日

議事録署名人  有 岡 利 康

議事録署名人  田 中 徹